レインフォレストに囲まれた翡翠色の湖/レイク・ロトポーナム
古くからの知己で、岐阜県立森林文化アカデミーの講師をしている
竹島夫妻が、ニュージーランドを訪ねてくれました。
木の生育が早いニュージーランドでは、林業は重要な主幹産業の
ひとつであり、森林を持っている会社を訪問するのが彼らの旅行の
主たる目的だったのですが、せっかくなので、トンガリロ国立公園の
トレッキングも楽しんでもらうことにしました。
やはり、森のスペシャリストなので、特徴のあるマウンテンビーチ
(山ブナ)の森を歩けるタラナキフォールズウォークと、ニュージーランド
の典型的なレインフォレストを見ることができるレイクロトポーナムの
コースを予定に入れました。
もちろん、もう1日、トンガリロクロッシングも予定していましたが、
コンディションが悪くてクロッシングは断念しました。(ちょっと残念・・・)
ニュージーランドのブナは常緑です。
高山エリアにあるこのユニークなマウンテンビーチの葉は驚くほど
小さいです。
また、生育も遅く、年老いたブナは世代交代のため自ら死滅して
いくので、木々はそれほど大きくなりません。
日本のブナの森とは、ずいぶんイメージが違います。
またレイクロトポーナムでは、森の中層階を形成している木々の多くが
木性のシダで、同じ温帯のレインフォレストでも、日本の森とは
ずいぶん様子が違うのを興味深く感じていたようです。
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