オークランドから、船に乗り1時間強、

島全体がオープン・サンクチュアリとなっている

ティリティリマタンギ島に行ってきました。

TiriTiriumi

D.O.C(環境保護省)の管理するオープン・サンクチュアリは、

南島の南、スチュアート島のはずれにある小島、ウルヴァアイランドと、

このティリティリマタンギの2ヶ所だけだと聞いています。

オープンサンクチュアリというのは、環境が外敵から安全な状態に

保たれ、またそこを訪れて、ニュージーランド本来の生態系を

見ることができ、学べる場所として管理されているところです。

ニュージーランドには本来いなかった捕食性の哺乳動物を排除し、

ここではFree of Predetorsが実現されています。

海に隔てられた島という状況下で、このプロジェクトに共感する

ボランティア達の力により野鳥の楽園が作られているのです。

今回、残念ながらコカコを見ることはできませんでしたが、

サドルバックを間近で見ることができたのはうれしかったです。

そのほかにも、ロビン、パラキート、ツイ、ベルバード、スティッチバード

などの野鳥をいたるところで見ることができます。


TAKAHE

上の写真は、絶滅危惧種、ニュージーランドにおそらく130羽

前後しか生息していないといわれるタカヘです。

この島では人間の手による保護のもと、繁殖が成功しており、

現在、この島だけで20羽前後のタカヘが生息しています。

すっかり人馴れしていて、ランチのおすそ分けをねだりにきたり、

ビーチでかもめと一緒にのんびり歩いていたりするのは、

なんだか不思議な感じですが・・・。

とはいえ、環境保全のプロジェクトとして、
このティリティリマタンギ

で行われている活動は、世界的にも、最も成果の上がっている

事例のひとつであると、D.O.Cからも報告されています。

Minapiyoさんが、ボランティアとしてここのガイドもすることが

あるようです。

また、日本に在住しながらでも、このボランティアの活動に

参加することが可能です。

興味のある方は、こちらのブログもチェックしてみてください。

wind from new zealand  


ティリティリマタンギ島のオフィシャルホームページ


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